ミニマリストを知った話

どうも、かね吉です。
今日は、私が「ミニマリスト」という生き方に出会い、なぜそれを志すようになったのかについて書いてみようと思います。

FIREを考えるようになったきっかけ

奨学金を繰上返済した話」でも触れましたが、私がミニマリストという考え方を知るようになったきっかけは、「FIRE」という言葉でした。

FIREとは Financial Independence, Retire Early の略で、経済的自立と早期リタイアを意味します。
小さいころから、なぜか株式投資には興味があり、「いつか配当金だけで暮らせたらいいな」と、ぼんやり思っていました。
もちろん、その頃は現実の厳しさなど想像もできていませんでしたが。

中学生のとき、友達が「これで株が買えるらしい」と言って、メカニックな電卓を見せてきたことがあります。今思えば完全に嘘ですが、それでも妙にワクワクしたのを覚えています。

高校生になると、最寄り駅の銀行の窓口に行って、「投資をしたいんですけど」と相談したこともありました。
やり方も仕組みもよく分かっていなかったのですが、窓口の方は丁寧に説明してくれて、「若いのにお金のことを考えていてえらいですね」と言ってくれました。その言葉は、今でもなぜか印象に残っています。

そんな背景があって、社会人になり、積立NISAが始まり、テレビで桐谷さんが紹介されるようになり、「今の自分なら、ようやく投資を始められるかもしれない」と思うようになりました。

思い立ったが吉日です。手数料が安いSBI証券で口座を開設し、まずは積立投資からスタートしました。

経済的自立には、いくら必要なのか?

投資を始めたばかりの頃は、「投資をしている自分」に少し高揚感がありました。
何か一段上の世界に足を踏み入れたような、そんな感覚です。
同時に、「じゃあ、実際いくらあれば経済的に自立できるんだろう?」と考えるようになりました。

一般的に、配当利回りは年4%前後。よく見積もっても5%程度です。
当時の私の生活費は、以下のような内訳でした。

家賃:70,700円
ガス:3,500円
水道:6,300円(月平均3,150円)
電気:5,500円
インターネット:5,500円(J:COM)
携帯:1,500円(J:COM)
奨学金返済:21,343円
生命保険:6,700円
食費:13,000円(妻と折半)
交際費など:30,000円
合計:約160,000円

服もほとんど買わず、お酒も飲まない生活だったので、支出はこの程度に収まっていました。
月16万円だと、年間では約192万円。
余裕を見て年間200万円とすると、これを配当5%でまかなうには 4,000万円 が必要になります。

当時の年収はおよそ450万円。
ボーナスを除いた手取りは月24万円ほどでした。

「月8万円も余裕があるなら、お金がたまるはず」。当然ですが、現実はそんなにきれいにはいきません。外食したり、記念日を祝ったり、旅行に行ったりしているうちに、気づけば支出は収入と同じくらいになっていました。

「このままでは一生たどり着けないな」
そう思いました。

ミニマリストという考え方との出会い

どうすれば資産を増やせるのか。
どうすれば4,000万円という数字に現実味を持たせられるのか。

調べていく中で出会ったのが、「ミニマリスト」という生き方でした。
ミニマリストとは、必要最小限のモノと支出で暮らす人のこと。
単なる節約ではなく、「自分にとって本当に大切なもの以外を手放す」という考え方です。

正直に言うと、私は今でも胸を張って「ミニマリストです」とは言えません。
高級時計も好きですし、スーツはオーダーが中心。
中古とはいえ持ち家もありますし、車もあります。
犬も飼っています。

……こうして書いていると、「どこがミニマリストなんだ」と自分でも思います。
それでも、この生き方に強く惹かれたのは事実です。
「全部を捨てる」ことではなく、
「自分にとって本当に価値のあるものを選び取る」こと。
その考え方が、FIREを目指す過程と、とても相性がいいと感じたのです。

まずは「減らす」ことから

私が最初に始めたのは、とても単純なことでした。
とにかく、所有物を減らすこと。
いきなり人生が変わるような劇的な話ではありません。

少しずつ、少しずつ、手放していく。
その過程で、モノだけでなく、時間やお金の使い方、価値観そのものが整理されていきました。
その具体的な話は、次の記事で順番に書いていこうと思います。

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